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【なるほど経済学】「わたし、鉛筆」というストーリーに自由市場経済を学ぶ!

「自由市場経済か計画経済か?」
12月の選挙ではTPPの考え方などが大きなテーマの一つになっていますが、そもそも経済学的に言う自由市場(フリー・マーケット)って、どういうことなのでしょう?

1976年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者ミルトン・フリードマンが講演で度々引用して有名になった「I,Pencil」というエッセイ。彼の友人の経済学者レオナルド・リードが1958年に書いた小文なのですが、自由市場経済の本質を分かりやすく示しているとして、フリードマンが引用したわけです。

「わたし、鉛筆」の趣旨はこんな感じ。
「一本の鉛筆、実はそれを作る全ての工程と方法を知っている人は何処にもいない。木材、芯、消しゴム、金属、、これらの原材料をどこの誰がどうやって作ったのか?そこには世界中の多数の人々や企業が、やがては鉛筆になることなど知る由もなく製造し販売した結果なのだ。」

つまりこの例は、世界中の企業が自由に市場取引を行うことで、結果として自らが意図しなくても有益な製品を生み出すことになるという、自由市場経済の分かりやすい例えとして使われてるわけですが、今、アメリカでも改めて注目されているようです。

フリードマンが講演で引用した部分のビデオと、この11月にアップされた「I,Pencil」の解説ビデオ、さらに、これを鉛筆ではなくスマートフォンに置き換えた最新バージョンのビデオを見ると、ちょっとだけですが自由市場とは何かが良く理解できますね~。

【英語】★★★☆☆
いずれのビデオも比較的落ち着いたナレーションで聞き取りやすいもので、自動キャプションも概ね適切な訳語を表示しています。







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【注目うちごはん】秘伝!「ビッグマックのレシピ」をマクドナルド・カナダが大公開!

アメリカの料理といえばジャンク系が多くて、バーベキューリブ、フライドチキン、チリ、パンケーキなどが有りますが何と言ってもアメリカで一番有名な料理といえばハンバーガー。その中でもマクドナルドの「ビッグ・マック」は世界中で愛される一番ポピュラーな食べ物ですよね!

ジャンクフード好きの僕は、月に1回はこれが食べたくてマックに行っちゃってます。^^

カナダのマクドナルド社が最近「マックの食べ物の質問に何でもお答えします!」"Our Food. Your Questions."というWEBサイトを開設したところ、これを自分で作りたいと思う人から「あのビッグマックのソースのレシピを教えて!」という質問が多数寄せられたのだそうです。

そこでマクドナルドは「おうちで作れるビッグマックの作り方」ビデオをなんとYOUTUBEにアップしてくれたんです!

なぜマクドナルドがこういうサイトを開設したかというと、元々カナダ最大のファストフード・チェーンのマクドナルド社は情報開示に積極的だったのですが、「ピンク色の怪しい加工肉を使っているのではないか?」とか「ビーフ100%はうそでカンガルーの肉を使ってる!」とかいろんな都市伝説のような噂が絶えないためマーケティング方法を検討した結果、思い切って消費者からの質問に直接WEB上で答えるという方法でブランドの透明性をアピールすることにしたのだそう。いわく、"We always talk about the brand being transparent, but here we are being transparent about what people really want to know."
この方法はネガティブな書き込みのリスクもあるのですが、それを思い切って「ネガティブな質問もお受けします!」とやった結果、今のところ消費者の反応はとてもいいという結果だそうです。WEBマーケティングも利用者の状況を考えて双方向型に進化させないといけないようですね。

さて、話を戻してビッグマックのソースの作り方ですが、説明はアバウトで分量は自分で適当にやれということのようですが、以下のとおり。

マヨネーズ、ピックルレリッシュ(甘いピックルスのみじん切り)、白ワインビネガー、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、パプリカを混ぜる。なるほど、早速作ってみようと思います!

【英語】★★★☆☆
有り難いことにマクドナルド・カナダのYOUTUBEチャンネルにアップされたビデオはなんと、全部キャプション付きです。なんて親切なんでしょう!^^このほかにも消費者の質問に答えたビデオが沢山アップされていますので、これをリスニングやシャドウイングの素材に活用することができますよ!






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【ストリート・フード②】屋台の食べ物を楽しく紹介する「VenderTV」が大人気!

ストリート・フードとは露店食品販売の総称。アメリカのブルックリンで制作されている「ベンダーTV」は、前回紹介したダニエル・デラニーさんが2009年に立ち上げたウェブサイト。ベンダーとは、街中の屋台で食品を売ってる人たちのこと。屋台のことを"Vender Cart"と呼ぶんですが、アメリカ中の人気のあるベンダーを詳しく紹介するビデオを毎週1回配信しています。

2008年までフィラデルフィアでメディアデザインを学ぶ学生だったダニエルさんは、入学まで親の好みでイタリアンしか食べたことがなかったそうです。大学で彼女ができ、彼女から「今日はお寿司にしようよ!」なんて言われて、実はどんなものか知らなかったけど、彼女には知ったかぶりで「いいね~!」なんて答えて恐々食べに行ったらあまりの美味しさに驚いたそう。それをきっかけに、まだ食べたことないものを何でも試してみたいと思うようになり、街の屋台を食べ歩くうちに、「屋台がデザインからどのように影響を受けているか」を卒論のテーマに選ぶことになったのだそうです。

子供のころから企業家気質で犬のさんぽを請け負ったり、自分の名刺を作ったりしていたそうで、自然に卒業したら好きな屋台と食べ物に関して、大学で学んだメディアとデザインの知識も使って事業化したいと考えたのだとか。

事業化プレゼンをしたけどうまくいかず、友達11人となんとなく始めたらみんなのやる気がなくて失敗、必要な数人だけに絞って準備を始め、2009年2月にウェブをオープンすることを先に決めて制作作業をおこなったそう。ダニエルさんいわく、「デッドラインを決めると皆尻に火がついて順調にいくようになった」のだとか。

彼はポリシーとして、最初から素人丸出しのビデオじゃなく、テレビクオリティのビデオを作ることに決めていたそうで、このサイトは最初から内容と映像が優れていたためすぐに人気となり、CBSテレビなどからの提携オファーももらったのだそうです。

彼の座右の名:"Conversation is king. Content is just something talk about."

これは、アメリカの作家でジャーナリストのコリー・ドクトロウさんの言葉で、「みんなコンテンツこそ最も重要と思ってるけど、もし無人島に友達を連れて行くか面白い映画ビデオを持っていくかと聞かれたら、友達を選ぶだろう、コンテンツとはそんな人とつながるための話題のネタなんだ。」ということ。
なかなか鋭い名言だと思います。いいコンテンツとはそれが友達と話したくなるようなネタを提供できているかということなのですね。

ということで、ダニエルさんのベンダーTVから、テキサス州オースチンで寿司ベンダートレーラーを営業している日本人ご夫婦のインタビュー。アメリカで頑張ってる様子がよくわかりますね。美味しそうです!

【英語】★★★☆☆
ダニエルさんの英語は比較的滑舌がいいですね。抑揚もしっかりしていてインタビューのテンポもほどほど。
なんたって食べ物の話ですから気楽に聞きましょう!


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【ストリート・フード①】ビデオサイト「What's This Food?!」でちょっと珍しい食材と美味しい食べ方をお勉強!

「What's This Food?!」は、スーパーなどで売ってるけどみんなあんまり買わない珍しい食材を紹介してくれるビデオサイト。

アメリカのサイトなので、日本では当たり前の食材、柚子とかレンコンとかも紹介されたりしますが、いろんな国から来た食材が沢山紹介されているので、僕たちにもかなり役に立ちます。

このサイトを作っているのは、2008年に大学を卒業したダニエルくん(Daniel Delaney)という、へのへのもへじみたいな眉毛と黒縁のメガネがキュートな若者。彼は大学でメディアを専攻していたんですが、学生生活中に街で売ってる食べ物とか、屋台の食べ物に興味を持ち、卒論の題材ににストリート・フードとメディアを選んだそうで、卒業した翌年にその趣味と知識を生かしてこのようなウェブサイトを立ち上げたアントレプレナーなんです。

メディアを勉強しただけあってビデオ作りのセンスは抜群だし、レポーターとしてのしゃべりもとても気さくで楽しいので、エンターテインメントとして見ることができるのが人気の秘密でしょう。

いろいろ面白い食材のビデオを作っていますが、今日は簡単だけどワインとか飲むときのおつまみに良さげなオイスターマッシュルームというキノコ料理ビデオをご紹介!

オイスターマッシュルームとは、日本でも普通に売ってるひらたけというキノコのこと。アメリカではコレステロールを下げる効果があるとかでダイエット食品のようですが、これをチーズと絡めて炒めるという簡単料理。

材料と作り方
1.フランスパンを薄切りにしてオリーブオイルと塩コショウをかけ、表面が硬くなるまで焼く。
2.エシャロットをみじん切りにして炒め、オイスター・マッシュルームを乱切りにして入れて更に炒める。
3.ニンニク4かけとローズマリーをみじん切りにして入れる。
4.ヘビークリームとハバティ・チーズ(とけるチーズ)、パルメザンチーズを入れて更に炒める。
5.レモンの皮を擦って入れる。
6.これをパンに乗せ、10分間ほどオーブンで焼いてチーズがとろとろで出来上がり!

ワインのお供にすごく合いそうですし、友達とホームパーティの時なんかにいいですね。
う~ん、おなかへってきた!^^

【英語】★★★☆☆
食材と料理の紹介なので、食材と料理方法の言い方に慣れたらそれほど難しくありません。重要な材料にはキャプションが付けてあるのが有り難いです!




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【トリビア情報】「愛の値段はいくら?」些細な疑問をとことん科学して熱く解説する「Vsauce」にはまる人が急増中!

「Vsauce」はYOUTUBEに2007年に開設された情報チャンネル。

開設以来そのディープな情報発信スタイルに人気が集まり、2012年7月現在の登録視聴者数72万人、累計閲覧数1億3千万ビューに達したYOUTUBEの中で有力チャンネルの一つになっています。

各情報ビデオは5分から10分とやや長めで、チャンネルを主催するマイケル・スティーブンスさんが世の中のちょっとした疑問に思うことについて、終始熱く解説するというスタイル。その解説は単にその理由や原理を説明するに留まらず、更にその先にあること、さあらにその周辺の不思議なこと・・・・、聞いているといったいこの人はどこまでこの程度の些細な問題を掘り下げれば気が済むのだろうかと思ってしまう。

始めて見ると「なんだかな~・そんなことまで興味ないけど・・」という印象なのですが、そう思いながらもマイケルさんの熱い解説にいつの間にか聞き入ってる自分がいるという感じ。「なるほど、そうだったのか!」「へ~、知らなかった!」と思い、ついには「こんなトリビアを調べて解説してくれるなんてすごい!」という印象に変わっています。そんな「Vsauce」にはまるファンが増加しているというわけなんです。

この不思議な魅力を持つ謎の主催者マイケル(Michael Stevens)さんは、1986年生まれで2008年にシカゴ大学心理学専攻で卒業し、ネクスト・ニュース・ネットワーク社でコメディー系のビデオ制作に携わり、2008年にはこのチャンネルの業績かどうかは分かりませんがグーグル社のYOUTUBE部門に移籍しています。何でも突き詰めて分析しないと気が済まない粘着質の性格なんでしょうね~。興味ない人には「どうでもいいこと!」なんですけど。

皆さんもこのマイケルワールドにはまってみてはいかがでしょう!

このビデオは、「愛の値段はいくら?」"How Much Money is LOVE Worth?"。
いろんなデータを使って科学的に愛の値段を教えてくれます。
ちなみに、「愛してる!」という言葉の値段はなんと26万7千ドル(約2千万円)に相当するそうです!もっと「愛してる!」って言わなきゃいけないですね。^^

【英語】★★★★☆
このビデオ、残念ながら自動キャプションもついていないので聞いて理解するしかありませんが、マイケルさんの滑舌がとってもいいのと、それほど速く話していないこともあって、かなり聞き取りやすいビデオになっています。

5:24

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