デビッド・ハンバーガー先生のジャズブルース・リック集も4回目。今回はマイナーブルースのかっこいいフレーズを学びます。
マイナーブルースって、ジャズブルースのコードをマイナーに変えただけですが、ソロはメジャーキーとは全然違った、複雑で洗練された雰囲気になるんです。要するにめちゃめちゃカッコいいわけですが、単にマイナースケールをなぞって演奏してもそん洗練されたソロにはならないんですよね。ここが悩ましいところなんですが、さすがはハンバーガー先生!8つのトップアーティストのフレーズでそのかっこよく弾くポイントを分かりやすく解説してくれています。なるほどそ~だったのか!!
Cマイナーブルースの最初の4小節は、基本的にCmコードが続くだけですが、これをそのまま弾いたのでは全然面白くありません。そこで、次のようにコード展開することをイメージして演奏すると、一気にカッコいいソロに変わるということ。つまり、ジャズの基本2-5-1の展開を4小節のなかでおこなうということ。
1小節はCm7 2小節は D7/G7 3小節は Cm7 そして4小節目は、次の5小節目のFmに対するドミナント・コードのC7にするということ。または、2小節目はD7/G7 以外に、マイナー2-5-1のパターンで Dm7b5/G7alt でもよいということ。(ここら辺はちょっと難しいけど、とりあえず、いろんな音が使えるくらいでいいと思います。)
ということで、早速ジャズの巨匠たちの珠玉のフレーズを練習しましょう!
30.トミー・フラナガン Cm 1~4 スウィング31.ハンク・ジョーンズ Cm 1~4 スウィング32.ウェス・モンゴメリー Cm 1~4 スウィング33.ソニー・クラーク Gm 1~4 スウィング34.グラント・グリーン Gm 9~12 スウィング35.レッド・ガーランド Cm 9~12 シャッフル36.ケニー・ドリュー Fm 5~8 スウィング50.トミー・タレンティン Gm 5~8 スウィング30.トミー・フラナガンのレッスン・ビデオ
スポンサーサイト